【イベントレポート前編】変わらないことは、変わり続けること。『New Value Forum 2024』イベントレポート

2024年4月19日(金)、デジタルホールディングスグループ(以下、当社グループ)は、社員総会『New Value Forum 2024』(以下、本イベント)を開催しました。
こちらでは、年に一度の新しい価値創造に向けた1日をレポートします。

●『New Value Forum』とは

2021年より掲げるパーパス「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」の実現に向け、「新しい価値創造」を体現する取り組みを発表するプレゼンテーションイベントです。グループ内の新たな挑戦、そして、その先にある産業変革に挑む社員の、情熱と挑戦を讃える場として開催しています。

●『New Value Forum 2024』テーマ

2024年のテーマは「RiSE」。「新しい価値創造」に向け、個人のエネルギーを起点に仲間が集い、影響しあい、また新たな社員が挑戦への一歩を踏み出す。その連鎖によってグループをより輝かせ、社会をも照らしていきたい。そのような想いから、イベントテーマを「RiSE」にしました。個人の情熱が起点に社会が輝く様子を光で表現しています。

●『New Value Forum 2024』イベントレポート ~当日の様子~

北とぴあ さくらホールにて開催。入口付近には本年とこれまでのファイナリストのパネルが並び、訪れた社員がパネルの前で記念撮影をするなど、開演前から賑わいを見せていました。

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正面入口に立ち並ぶファイナリストのパネル

 

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パネルを前に記念撮影をする社員

●オープニングムービー

今年も、オープニングムービーで幕を開けた本イベント。テレビ東京『カンブリア宮殿』ナレーター 高川裕也氏の胸を打つ重厚なナレーションに過去の開催の様子を交えながら、すべての社員に向け、新しい価値創造への情熱を奮い立たせる映像を公開しました。

続いて、代表取締役社長グループCEO 野内敦が開会宣言を行います。

●野内による開会宣言

当社は、今年で30周年を迎えました。しかし、私たちのありたい姿は変わりません。オープニングムービーにもありましたが、「変わらないことは、変わり続けること。」です。皆さんには、産業構造を覆すような変革への姿勢をぜひ大切にしていただきたいと思います。

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創業30周年について話す野内

 

『New Value Forum』は、初開催となる2022年からの2年間で253名の情熱オーナーによるエントリーがあり、そこから13名がファイナリストとして壇上に立っています。そして、今年は昨年を超える112件のエントリーがありました。新しい価値創造への確実な一歩が、また生まれている証拠だと改めて思います。

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グループの挑戦の歴史を話す野内

 

これからプレゼンを聞く皆さんから、「新しい挑戦をしたい」という行動が生まれれば、グループ全体が成長に向けて上昇し、産業や社会全体に変革のうねりを起こしていくという連鎖が生まれます。今日が、その最初の瞬間になると信じています。

続いて、上級執行役員SVPグループCHRO 石綿純が登壇のうえ、最終審査の方法を説明します。

●石綿による審査内容紹介

審査員は、この場とオンラインにいる皆さんです。一人1ポイントを持っています。なお、グループ役員である最終審査員は、一人10ポイントです。最終プレゼン後に所定フォームから投票を受け付け、合計得点でグランプリと準グランプリが決まります。審査部門は、チーム賞の「プロフェッショナル部門」、社会人歴3年目までの社員を対象とした個人賞の「ルーキー部門」の2種類です。

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審査基準について話す石綿

 

審査の過程ですが、グループCxOおよび旧グループ会社社長、社外取締役の皆さん全員ですべての応募に目を通し、一次審査、そして二次審査となる動画プレゼンを経て、今日の最終審査を迎えています。前提となる基準は、「情熱」と「進化」の2つです。個人の情熱が取り組みの起点になっているか、過去にノミネートされた取り組みの場合は、1年間でどのようなアップデートがあったのか。そのうえで、審査基準は、「新規性:業界や社内において新しい取り組みか」「挑戦性:取り組み自体の難易度や解決した課題の大きさ」「変革性:業界や社内におけるインパクト、ポテンシャル」の3つです。チームで取り組んできた内容を、代表者が発表します。すべてのプレゼンテーションを聞いたうえで、最も新しい価値創造としてふさわしいプロジェクトに投票してください。

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真剣な表情で野内、石綿の話を聞く社員

●ルーキー部門プレゼンテーション

ここからは、いよいよ本編が始まります。まずは、ルーキー部門にノミネートされた3名によるプレゼンテーションです。

トップバッターは、株式会社オプト 人材事業準備室 小泉義貴です。紹介映像では、“広告業界を再定義する若き事業家”と紹介された小泉は、アルムナイやフリーランス、パートナーエージェンシー等で構成されるオプトコミュニティを活かして、顧客企業の事業成長を支援する『opt spring™️ (オプト・スプリング)』の取り組みについて発表しました。

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トップバッターでありながら堂々と挨拶をする小泉

 

この事業に対し、「業界を絶対に変えられる」と、確かな自信を持ちつつも、過去にはチームの解散をはじめ、たくさんの困難があり、そのたびに上司とぶつかってきました。そのなかで感じたのは、私も皆さんも「この業界を変えたい」「働くことを楽しめる人を増やしたい」という本気の想いがあることです。

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業界への想いを意気揚々と話す小泉

 

年次や役職、能力は関係ありません。広告業界の変革、産業の変革を起こすのは、私たちです。新しい価値創造、産業構造の変革は、強力なブランドやアセットを持つ私たちだからこそできるチャレンジだと確信しています。広告業界をともに再定義しましょう。

続いてステージに上がったのは、株式会社オプト CXコンサルティング1部 内田建です。データ分析とCRM戦略の掛け合わせによって、「新しい価値」を生み出した内田。その実績を携え、プレゼンに臨みました。

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特技のダンスを披露してステージに入場する内田

 

「案件業務と内田君の意思の“重なり”を見つけられるといいね」。これは配属直後、先輩からいただいた言葉です。この言葉があったからこそ、私はNew Value にあたる事例に臨むことができ、仕事のスタンスの確立にもつながったと思っています。
私は、このたびCRMにまつわる新しい分析モデルを創出しました。そして、そのモデルをクライアントへの提案に反映し、KPIの大幅成長という成果を出しました。さらには、生成AIの活用によって、会社の誰もがこの分析を行えるようにしました。

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自らの意思で挑戦を続けてきた道のりを話す内田

 

このチャレンジを通して伝えたいことは、私はプロジェクトをずっと楽しんでいた、ということです。私はデータの活用によってビジネスとマーケティングを推進することがしたくて、オプトに入社しました。私の意思と案件業務の重なりを見つけられたからこそ、私はNew Value を生み出せたと思っています。

続いて、ルーキー部門最後の登壇者、株式会社オプト CX CREATION1部 杉山誇京は、LINEミニアプリ上の新しい顧客体験として開発を進めるキャラクターボット機能『Soulful bot(ソウルフルボット)』にまつわる成果を披露しました。

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自信に溢れた表情で挨拶をする杉山

 

私の挑戦、それは新しいLINEミニアプリの形を通じて、エンドユーザーのこころを動かすことです。これをどうやるのか。それは、キャラクターの活用です。ユーザーにとってはキャラクターの一言が日々の活力になり、企業にとってはユーザーとの接触頻度アップによるファン化につながります。これは、LTVマーケティングを掲げるオプトの強みにもなると感じています。

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サービスへの熱い想いを話す杉山

 

エンドユーザーに向き合う。これはオプトが目指していることでもあり、マーケティング開発本部が本気で取り組もうとしていることです。そして、『Soulful bot』は、エンドユーザーに向き合い続けた結果、生まれました。私は、これをオプトの新しい武器にしていきたい。そのような想いを持って、これからも挑戦を続けていきます。

●ルーキー部門表彰

以上、3名によるプレゼンテーションを終え、ルーキー賞が発表されます。

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改めて登壇し、受賞者発表を待つ小泉、内田、杉山

 

受賞者として名前を呼ばれた内田には、プレゼンターとして登場した、昨年のプロフェッショナル部門グランプリの西山より、表彰状とトロフィー、そして賞金20万円が贈られました。

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昨年のグランプリ受賞者 西山よりグランプリの賞状を受け取る内田

内田による受賞コメント

自分が1年間やってきたプロジェクトを聞いてもらえる機会をつくってくれた、New Value Forum実行委員の皆さん、足を運んでくださった皆さん、そしてオンラインで見てくださっている皆さん、そして何よりこのプロジェクトでお世話になった先輩方をはじめ、すべての皆さんに感謝しています。引き続き、頑張ります!

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受賞した喜びと周囲への感謝を伝える内田

 

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