デジタルホールディングスグループの社員や採用に関する情報を掲載しています。

胸躍る、その先へ。経験を糧にゼロから100を生み出す。 バンカブル石佛が描く、金融の新しいカタチ。

2023.10.26
株式会社バンカブル
取締役
石佛 知己 Ishibutsu Tomomi
プロフィールを見る

1991年~2021年:三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)に入行。六本木支店から銀行員生活を開始。
法人新規取引開拓の仕組み作り、上場企業から未上場の中堅企業までの経営課題解決に拠る金融収益獲得や複雑な不動産案件の組成・CMBS対応・審査。法定再開発・私募REIT・J-REIT等の組成仕組作り・審査等を経験。

2021~2022年:高島屋の金融子会社にてソーシャルレンディング事業を3号案件まで起ち上げ。
その後、経営管理本部にて銀行代理業取組や不動産小口化商品、不動産小口信託受益権開発、私募REIT組成対応等新規金融事業開発を実施。

2022年~現在:12月に株式会社バンカブルに転職。BPMにて審査業務に従事。

30年にもわたる銀行でのキャリアで培った知見を惜しみなく注ぐ。その一方で、広告プロモーションの知識やノウハウを意欲的に学び、若手社員の瑞々しい感性から刺激を受け取る。仲間とお互いに高め合いながら働く姿を見せるのは、株式会社バンカブル取締役の石佛知己です。「常にワクワクしていたい」と話す石佛は、現在55歳。いまもなおフルスロットルで走り続けるその原動力と、目的地に迫りました。

次々に育まれてきた、ビジネス創造のアイデア

「自分がおもしろいと思えること、人の役に立つことは喜んでやりたいですね。物事に興味を持ってアグレッシブに動く。ネガティブなことを考えず、とにかく楽天的に。毎日楽しくウキウキしていたいですし、そんな姿を周囲に見せていきたいです」

ーーこのような仕事観を持つ石佛の原体験は、子どものころにさかのぼります。小学校の卒業文集には、「タイトルを打ち込んだら、その本が出てくるコンピュータをつくりたい」とユニークな夢をしたため、高校では自ら焙煎したコーヒーを友人に振る舞うコーヒー研究部を主宰。文化祭では地元ラジオ局のパーソナリティーを呼んで、学校の魅力を、ラジオを通して全校に知らしめる。アイデアと行動力のかたまりのような当時の石佛は、大学に進学すると、その興味の矛先をビジネスに向けます。

「最初は学生相手にビジネスを展開し、そこで得られた利益を原資に、今度は葬儀事業者と病院とをつなぐビジネスを始めました。毎日10人単位の顧客とやり取りをし、事業が軌道に乗っている様を見ながら、自分でビジネスの需要を発掘する面白さを感じました」

ーーこの経験からビジネスのおもしろさを知った石佛は、ゼロから1ではなく、ゼロから100をつくるような、より世の中に対して大きな影響力を持つビジネスがしたいと考えるようになり、銀行に就職しました。

「当時、経済活動にとって一番大切なのは血液(お金)が循環すること、といわれていました。お金が動くことによってお金が生まれ、次の価値を生むんですね。自分もこの仕組みのなかで力を試し、新しい価値を創造していきたいと思ったんです」

「まだまだやりたいことがある」 50代で新しいステージへ

ーー銀行勤めの30年間で、融資、審査、再開発と一通りの事業に携わってきた石佛は、「なかでも経営者の悩みを解決してきた経験は大きかった」と振り返ります。どの銀行から借りてもお金の価値は変わらない。石佛はこの前提に立ち、その人が何を思っているのか、何を一番大切にしているのか、何を望んでいるのかを汲み取り、銀行の持つリソースを駆使しながら、経営者の課題解決を図ってきたといいます。やがて53歳になった石佛は関連会社に転職することに。しかし、入社研修の場で強烈な違和感を抱きます。

「その場にいたのは、『53歳を機に、これからはのんびりと過ごしたい』という人ばかり。自分にそれはできないと思いました。なぜなら、53歳ってまだまだ若い。これから好きなことをしたいし、これまでの経験を活かして何かを成し遂げ、価値提供をしたい。そう考え、研修期間中に転職活動を始めたんです」

ーー百貨店系列の金融子会社に転職した後、「面白い会社がありますよ」と、転職エージェントから紹介されたのが、バンカブルでした。

photo

 

銀行とは一線を画すバンカブルの事業と文化

ーー石佛は、バンカブルに対する当初の印象をこのように語ります。

「銀行時代、経費にあたる広告費を貸し出す発想はありませんでした。けれども、裏を返せば、広告という新しい切り口なら、既存の金融機関が参入しにくいということです。これまでにない新しい市場が広がっていると思いました。
また、私は既存の決められたルールや定型化されたものをやり続けることがあまり得意ではない性格で、世の中にない先進的なサービスを提供していく会社や、自分が経験したことのないことにワクワクするタイプです。バンカブルはこうした私の好奇心をくすぐるだけでなく、信頼し任せてくれる文化であることにも大きな期待を感じました」

ーーそう話す石佛は現在、銀行業務で培った知見を活かし、業務設計や審査を中心にリスクマネジメントにかかわる業務を一手に担っています。

「審査業務では、一定の金額以上になると、倒産リスクはないか、お金を滞りなくお支払いいただけるかなど、お客さまの状況を一歩踏み込んで調査し、総合的に判断しています。実際に数字を見ていると直感的に『おかしい』と気づきますし、こうした勘どころは、銀行時代に養われた部分が大きいですね。そのほかにも、資金調達や新サービスの開発にもかかわっており、これまでの経験を会社に還元しながら新しいことにも携わっています」

ーーこれらの業務を通して会社や仲間への理解を深めるなかで、石佛はバンカブルの持つ文化に、これまでの社会人経験を通して感じるのことなかった二つの魅力を見出していると話します。

「一つ目は、自由闊達に意見が飛び交うところです。銀行では一定の年次になると、若い人と仕事をすることがほとんど無く、若い人がどんな気持ちで働いているのか、何を考え、何をやりたいのかを身近に感じる機会がありませんでした。その点、バンカブルはオールフラットで年齢も役職も一切関係ありません。だからこそ、誰もが自分の意見を素直にぶつけますし、それを会社も認めています。バンカブルはスタートアップ企業ですから、常識を超えた事業を推進するんだという熱意にあふれているんです。とはいえ、バンカブルが所属するデジタルホールディングスグループで働く人は、これを当然と思っているんですよね。ここがまたすごいことだと感じます」

「二つ目は、コトへ取り組む姿勢がしっかりしていることです。問題が発生したとき、『誰が担当したんだ』『〇〇のせいだ』というように、人と理由を紐づけるのではなく、『この事象が起きている理由は△△だから、△△を改善していこう』のように、一致団結して目の前のコトに取り組みます。こうした姿も本当に素晴らしいと感じています」

YELLシリーズを超える新たな価値創造で金融業界にインパクトを

ーー業界にも組織にも溶け込み、8月からは取締役として新たなスタートを切った石佛は、バンカブルというフィールドを通じて、大きな志を成し遂げたいと意気込みを見せます。

「バンカブルが目指す世界は、困っている事業者様を救い、その方たちが大きく成長することによって社会全体を良い方向に向けていくことです。ただし、現在の広告費の4分割・後払いサービス『AD YELL(※1)』や、仕入費の4分割・後払いサービス『STOCK YELL(※2)』だけでは、世の中の課題はまだまだ解決できません。いま以上に汎用性と、より規模感のある新しい金融商品を用意し、それを世に問うことに真剣に取り組みたいと思っています。こうした取り組みによって、金融市場に変革を起こすことがバンカブルの社会的使命ではないでしょうか。とはいえ、市場の現状を認識しないことには、先は見えてはきません。私のいまの役割は、金融市場の原理原則を社内に伝え、正しい認識の上に既存サービスのベースを築くことです。そのうえで独自性と革新性を持ち、収益を生む新たな事業を用意することだと考えます。私たちは、金融の持つすべての可能性に対応できる商品を提供する、金融コングロマリット(※3)を実現できればと思っています」

ーーこれが実現した先のバンカブルはどのような展望を遂げているのか。そこには、創造の翼を大きく広げながら、実現に向けた着実なステップを踏み出そうとする石佛の姿がありました。

全員で楽しみながら新しい事業、新しい価値を生み、金融業界の変革を果たしていきたいです。『新たな金融のカタチを創り出す』って格好いい言葉ですが、社員が死にもの狂いで働いて成し遂げても意味がありません。ここで楽しく幸せに働いている人たちがいるからこそ、社外への吸引力や魅力が出てくるのだと思います。
来たる時に向け、バンカブルは“一つの家族”として、みんなで支え合っていくことが重要になると考えます。落伍者がいない、誰もがチャレンジできる世界をバンカブルで実現する。そんな世界観を持って、さらに励んでいきたいです」

※1 AD YELL(アドエール):
Web広告の出稿費用を4回に分割・後払いが可能となるサービスです。デジタルホールディングスグループが20年以上に渡り支援してきた、広告事業のノウハウをもとに構築された投資効果の予測モデルに基づいて開発しております。

※2 STOCK YELL(ストックエール):
商品の仕入れにかかる費用を4回に分割・後払いにできるサービスです。ECストアデータとお申込み事業者様からのヒアリング情報をもとに将来売上のリターンを予測し、適切なサポート額を算出いたします。

※3 金融コングロマリット:
銀行、証券および保険の少なくとも二つを包括するような広範囲の金融サービスを提供する企業グループを指す。

photo