
「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」をパーパスに掲げ、LTVM(LTV Marketing)(※1)により、顧客の事業成長を先導する株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:金澤 大輔、以下 オプト)は、多様化するユーザーニーズに対応し、企業の顧客体験(CX)の追求を支援するため、プランニングからサービスグロースまでワンストップでCX開発を支援する「DIGGIN' CX™(ディギン シ―エックス)」を、本年3月5日(水)より、正式提供開始することをお知らせいたします。
これまで、ユーザーの声を企業活動に反映し、顧客体験の向上を目指したくても、部門間のサイロ化や支援会社間の連携意識の欠如など、さまざまな障壁によって実行に移せないというお困りの声をいただいておりました。「DIGGIN' CX™」は、顧客企業と一体となり、ユーザーの声を継続的に収集しながら、サービス反映と検証を素早く繰り返し、CXを継続的にアップデートできるサービスです。
■「DIGGIN' CX™」提供開始の背景
企業を取り巻くビジネス環境の複雑化と変化の加速により「アジリティ」の重要度が高まる
AIの進化に代表される急速な技術革新、グローバル競争の激化、顧客ニーズの多様化などにより、企業を取り巻くビジネス環境はますます複雑化し、変化のスピードも加速しています。企業は、このような状況に素早くかつしなやかに適応する(アジリティ)必要性に迫られています。
アジャイル開発が注目される裏で、 日本企業の「計画性」がCX開発を阻む
顧客ニーズの多様化に対応すべくCXの重要性が高まるなか、市場変化を捉え、顧客に寄り添いながら、素早くしなやかに対応できるアジャイル開発(※2)が注目されています。しかし、計画性を重視する日本企業では、従来のウォーターフォール型開発(※3)文化が根強く、アジャイル開発がうまく機能せず、プロジェクトが成功しないケースも少なくありません。
そこで、オプトはデジタルマーケティング支援を通じてこれまで培ってきた事業成長に向けた仮説検証を繰り返す知見と開発力を活かし、企業がアジャイル開発をスムーズに導入し、CXの向上を実現できるよう、「DIGGIN' CX™」の提供を開始いたしました。
■「DIGGIN' CX™」とは
「DIGGIN' CX™」は、CX開発に必要なプロセスを部分的に支援するのではなく、CXのプランニングから、UX/UIデザイン、システム開発、サービスグロースまで、一貫したアジャイル開発体制を通じワンストップでサポートいたします。専門チームが顧客企業と一体となり、深いユーザーインサイトの探求と実証を素早く繰り返すことで、エンドユーザーにとって最適な顧客体験を創出。これによりLTVの最大化を実現し、顧客企業の持続的な事業成長に貢献いたします。
<「DIGGIN' CX™」のアプローチ>
「DIGGIN' CX™」では、エンドユーザーをCX開発の中心に据え、ユーザーニーズや行動変容を的確に捉え、それらを素早く反映する改善プロセスを重視しています。計画に固執するのではなく、市場環境やユーザーの変化にしなやかに適応しながら、よりよいCXを継続的に探求し続けます。
<「DIGGIN' CX™」が高いアジリティを実現できる理由>
「DIGGIN' CX™」の最大の特徴であるCX開発における高い「アジリティ」の実現は、以下2点で支えています。
●自律分散化した開発組織
統一されたガイドラインと組織マネジメントを通して、プロジェクトの特性や課題に応じて役割をしなやかに適応。部門や専門領域を超えたスムーズな連携を実現する自律分散型の組織。
●高いクオリティのエンジニアリングを支えるオプト独自の開発基盤
過去の経験と実績(※4)に基づき構築された「DIGGIN' CX™」独自の開発基盤により、高品質なソフトウェアを効率的に開発が可能。
■「DIGGIN' CX™」に込めた想い
「DIGGIN' CX™」は、「Dig(掘る)」から派生し、「CXを深堀り探求する」 という意味を持ちます。エンドユーザーを中心にインサイトを深く掘り下げ、探求し続けることで、エンドユーザー・顧客企業と共創することを目指しています。
<ロゴデザインの意図>
「DIGGIN' CX™」のロゴは、ブランドの核となる「探求」「共創」「組織」を視覚的に表現しています。一本の線は、エンドユーザーのインサイトを深く掘り下げていくプロセスを象徴し、探求・閃き・ときめき・融合・アジリティ(敏捷性)・挑戦 といった価値観を表現しています。また、背景に配置された3つの重なり合う円は、エンドユーザー・顧客企業・オプトの三者が共創する関係性を象徴。シンボル内のゼブラ模様は、「DIGGIN' CX™」が目指すゼブラ型組織の姿を表しています。
<「DIGGIN' CX™」が目指すゼブラ型組織とは>
ゼブラ型組織とは、短期的な利益追求にとらわれず、持続可能な社会性と経済性の両立を重視し、多様なステークホルダーのウェルビーイングを追求するコミュニティとしての組織です。仲間同士が相利共生しながら、持続可能な成長を目指します。私たちは、エンドユーザー・顧客企業・オプトが三位一体となる共創関係を育み、立場を超えて協力することで、よりよい顧客体験の創造を実現できると信じています。さらに今後は、この共創の輪を外部のパートナー企業にも広げ、社会全体への貢献を目指してまいります。
■セミナー登壇のお知らせ
株式会社ニューピークス主催で2025年3月19日(水)に開催される「SPEAKS 進化する顧客体験サミット」に、オプトのCX開発領域 上級執行役員:SVP 竹村 義輝が、サントリー食品インターナショナル株式会社 SBFジャパン ブランドマーケティング本部 土屋 友胤氏とともに登壇いたします。新ブランドが市場参入で直面した課題に対して、LINEミニアプリを開発し、アジリティ高くユーザーインサイトを探求した事例ついてお話しています。ぜひご視聴ください。
<無料参加申込はこちら:https://www.newpeaks.co.jp/speaks/cx/>
<イベント概要>
イベントタイトル | SPEAKS 進化する顧客体験サミット |
登壇セッション | サントリー×オプトの事例から紐解く、LINEミニアプリを活用したCX最大化のエッセンス |
日時 | 2025年3月19日(水)14:00〜 |
主催 | 株式会社NEWPEAKS |
形式 | オンライン配信 |
※1 LTVM:(Life Time Value Marketing):LTV(顧客生涯価値:Life Time Value)は、従来、あるユーザーが商品・サービスを初めて利用してから、長期的な関係のなかで、サービスを提供する企業が、当該ユーザーから得られる利益を指す。そのため、サービスを提供する企業側が「いかに一人の顧客から利益を得られるか」という視点で表現されることが多い状況にある。しかし、当社グループにおいては、企業側が得られる利益を示す観点でのLTVではなく、これまで以上にエンドユーザーを理解し、真に顧客に寄り添った支援に注力し、エンドユーザーへの本質的な価値提供に重きを置くことで、短期利益ではなく、顧客企業の永続的な事業成長に貢献するという概念として捉え、その実現を目指す手段として、「LTVM(Life Time Value Marketing)」と名付けた。
※2 アジャイル開発とは、短い開発サイクルを繰り返しながら、柔軟に仕様変更や改善を行う開発手法です。市場やユーザーのニーズに迅速に対応できる点が特徴です。
※3 ウォーターフォール型開発とは、要件定義から設計・実装・テストまでを順序立てて進める開発手法です。計画を重視し、大規模プロジェクトに適しています。
※4 前進となるサービスにて、これまで250件を超える開発実績や、LINEヤフー Partner Programで「CX Partner」に2年連続で認定を受けるなど、多数の実績を保有しております。
【株式会社オプトについて】
オプトは、「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」をパーパスに掲げ、“近く、深く、速く、そして永く。顧客を先導するグロースリーダー”になることを目指しています。顧客企業の先のエンドユーザーへの深い理解と、真に顧客に寄り添った「顧客視点でのLTV」支援を通じ、顧客企業の永続的な事業成長を先導いたします。そして、自らが深くその構造を理解する広告産業を変革(AX=Advertising Transformation®)することで、中長期的にはIX(産業変革=Industrial Transformation®)を実現いたします。
■ 株式会社オプト 会社概要
設立年月:2015年4月1日
資本金:1億円 (2024年 12月末現在)
代表者名:代表取締役社長 CEO 金澤 大輔
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:マーケティング事業
URL:https://www.opt.ne.jp
■「DIGGIN’ CX™」に関するお問い合わせ
お問い合わせフォーム:https://www.opt.ne.jp/contact-support
■ 報道に関するお問い合わせ
株式会社オプト 広報担当:良田
Tel:070-1244-6965 E-mail:pr@mg.opt.ne.jp