デジタルシフト、日本駐車場開発グループと協業しワーケーションサービスを提供開始 〜那須でリゾートワーケーションを体験できる「ナスコンバレー構想」を始動〜

日本全国の企業のデジタルシフトの実現を支援する株式会社デジタルシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鉢嶺 登)は、日本駐車場開発株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:巽 一久)のグループ会社である藤和那須リゾート株式会社(本社:栃木県那須郡那須町、代表取締役社長:雪本 智史、以下 藤和那須リゾート)と協業し、那須の大自然の環境の中で仕事ができるワーケーション(※)サービスを、本年101日(木)より提供開始いたします。これは、Withコロナ時代において、これまでの働き方が見直されるなか、ワーケーションを導入したい企業に対して、藤和那須リゾートが運営する宿泊施設「那須高原TOWAピュアコテージ in NASU HIGHLAND RESORT(以下、「TOWAピュアコテージ」)」を活用したサービスです。主にリモートワークなど、新しい働き方に関心を持つ経営者や従業員の方々に、那須をワーケーションの場としてご利用いただくことで、人との交流を生み出し、那須から新たなビジネス機会の創出や先進的な取り組みを目指していることから、シリコンバレーになぞらえ「ナスコンバレー構想」と名付け、始動いたします。

・ワーケーションサービスの特設サイトはこちら
https://www.ds-workation.jp/

※ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地でリモートワークを活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方を指します。チームビルディングの要素を含めた新入社員研修や、合宿としての利用も想定しています。働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられています。 

■ 背景
Withコロナ時代において、リモートワークを導入する企業も増えるなか、移動時間の削減による運動不足などから従業員の健康管理を経営課題として捉え、健康の維持・増進と会社の生産性向上に取り組む「健康経営」がより重要視されはじめています。また、オフィスなどオフライン環境における雑談などの機会も減り、オンラインでのコミュニケーションにストレスを抱える人も増えています。当社グループ社員へのアンケート(20206月実施)では、都心で単身生活をおくる社員や幼い子供を持つ社員などにおいて、フルリモートワークによるストレスが蓄積していることもわかりました。さらに、新卒社員においては、配属先部署や同期の社員と対面によるコミュニケーションがとれず関係構築がしにくい状態も続いています。
このような背景を踏まえ、「健康経営」に向け従業員の健康と生産性向上の両立をサポートする企業へ、当社はワーケーションサービスを提供いたします。長時間通勤や三密を回避し、従業員同士が対面でコミュニケーションが取れる環境を提供することで、リモートワークによって希薄になりがちなコミュニケーション課題の解決を目指します。

■ ナスコンバレー構想とは
リゾート環境を有しながらも、都心からほど近い立地を活かした那須地区にて、新しい働き方に関心を持つ経営者や従業員の方々にワーケーションの場としてご利用いただくことで、人との交流を生み出し、那須から新たなビジネス機会の創出や先進的な取り組みを目指すものです。すでにIT企業の経営者を中心に、実際に那須地区でのワーケーションを体験して頂いており、複数の企業様でナスコンバレー構想への賛同を頂いております。

ナスコンバレー構想賛同企業
那須をワーケーションの場として活用する「ナスコンバレー構想」に賛同し、101日から実際に利用を決めた企業一覧となります。

・株式会社アイ・パッション
・株式会社アンドパッド
・株式会社イノベーション
・株式会社オプト
・ソウルドアウト株式会社
・株式会社ZOZO
・株式会社デジタルホールディングス
・株式会社ネオキャリア
・Bonds Investment Group株式会社
・株式会社LIFULL
(五十音順)

【参画企業・行政からのコメント】
今回、那須におけるワーケーション「ナスコンバレー構想」に賛同し、参画された企業の一部の方から、および那須町長 平山氏、那須塩原市長 渡辺氏からコメントをいただいています。

・株式会社イノベーション様
当社は、創業以来「働く」をどう変えていくのか?をテーマに事業を行ってきており、本プロジェクトに賛同します。
グループ社員の活用を通して、社会全体の新たな働き方の改革、そして地方創生につながるよう貢献したいと思っております。

・株式会社LIFULL
ナスコンバレー構想は、Withコロナ時代の新しい働き方として様々な企業の方々とオープンイノベーションが始まる場になると考えており、当社も賛同いたします。
当社が推進しているプラットフォーム構想「Living Anywhere WORK」との連携も今後検討し、那須エリアが企業、行政、地元の方々との共創の場になることを期待しています。

・那須町長 平山氏からのコメント
 栃木県那須町長の平山幸宏です。那須町は、那須連山と八溝の山並みに抱かれた372.34km²の面積を有し、皇室の方が静養する御用邸があることから「ロイヤルリゾート那須」として知られています。また、町の南東部に位置する芦野・伊王野地域には多くの歴史的遺産と義経伝説、松尾芭蕉の足跡が残っており、優れた文化と歴史を有する町でもあります。さらに本町は年間約500万人の観光客が訪れ、四季ごとに彩りを変化させる風景や那須温泉郷の観光業をはじめ、畜産や八溝材などの農林業の町としても発展を続けています。
さて、今般の新型コロナウイルス感染症に伴い、働き方改革の一環として「オンライン化」が進んでおり、自宅でのリモートワークなど時代が変化しております。本町でも、総務省のプロジェクトに賛同し、サテライトオフィスの開設を検討するにあたり、お試し勤務を実施していただける企業等の募集も行っております。
今回の株式会社デジタルシフト様と日本駐車場開発株式会社様が連携し、サービスの提供を行う「ナスコンバレー構想」は、那須地域の温泉や豊かな自然など地域の魅力や資源を活かし、コロナ禍でのリモートワークの抱える課題や解決を目指す新しい事業であると伺っております。豊かな自然や温泉、多種多様なレジャー施設を有する那須地域は、東北自動車道や東北新幹線などの交通網にも恵まれており、ワーケーションを導入する場として最適な地域であると感じております。
結びに「ナスコンバレー構想」に賛同する皆様が那須地域における交流を生み出し、新たなビジネス機会の創出や先進的な取り組みがなされ、那須町の新たな魅力に繋がることを期待しております。

・那須塩原市長 渡辺氏からのコメント
 栃木県那須塩原市長の渡辺美知太郎です。那須塩原市は、東北新幹線が停車する那須塩原駅や東北縦貫自動車道のインターチェンジが2箇所あり、東京から新幹線で約90分と交通の便に恵まれた観光や農業を基幹産業とする自然豊かなまちです。
さて、最近の世界の潮流を見ますと、新型コロナウイルス後の世界というものが議論されるようになっており、働き方改革の一環として、仕事や生活における新しいスタイルが求められております。本市でも、Withコロナ、Afterコロナを見据え、新しい観光モデルやリフレッシュ宿泊事業など、新たな事業に取り組んでおりますが、今回、デジタルシフト様が日本駐車場開発様と協業し提供を開始するワーケーションサービス「ナスコンバレー構想」は、温泉や豊かな自然など那須地域の魅力、資源を生かし、コロナ禍の中、リモートワークの抱える課題解決を目指す新しい事業であると伺っています。
那須地域を含む栃木・福島地域は、以前、新しい情報ネットワークへの対応容易性、水害・土地災害に対する安全性、自然環境との共生の可能性など18項目について国会等移転の検討がなされた際、最も高い評価となった経緯があります。那須地域は、塩原温泉や板室温泉、那須温泉などの温泉地や那須高原を代表する観光施設、別荘地など観光資源も豊富であり、ワーケーションサービスを導入する場所として最適な地域であると感じております。本市も地域の魅力や資源を最大限に生かし、持続可能なまちづくりに取り組んでおりますが、引き続き近隣自治体とも協力をしながら那須地域の発展にも寄与してまいりたいと考えております。
また、「ナスコンバレー構想」に賛同する経営者や従業員の皆様が那須地域における交流を生み出し、那須地域から新たなビジネス機会の創出や先進的な取り組みが生まれ、那須地域の新たな魅力発信、更なる発展に繋がることを期待しております。
皆様の御協力をお願いいたします。

■ ワーケーションサービスの料金(2020101日現在)

 
  • 本ワーケーションサービスは、当社が運営するデジタルシフト総研(※)の有料会員様向けサービスです。
  • 各プランのコテージ数は、同日に利用できるコテージの上限です。
  • 日曜日~木曜日のご宿泊に限ります。(金曜日、土曜日、その他特定の除外日にご宿泊の場合は正規料金となります。)
  • コテージ1室にはツインベッドルームが2部屋(4ベッド)あります。(一部例外あり)
  • プラン上限を超えるご宿泊など、別途料金が発生する場合があります。
  • 歯ブラシ、タオルなどのアメニティやご飲食などは有料です。
  • その他詳細のルールやサービス内容は改定される場合があります。

デジタルシフト総研は月額2.5万円の会員サービスとして、デジタルシフトに関わるレポートやセミナーをご提供しています。詳しくは下記URLをご参照ください。
 デジタルシフト総研:https://www.digitalshiftsoken.jp/

■ TOWAピュアコテージ in NASU HIGHLAND RESORTの施設紹介
TOWAピュアコテージでは、本サービスの対象であるコテージタイプ(全72室・広さ約82㎡)に加え、プライベート空間が満喫できる別荘タイプの「リゾートハウス」や、アウトドアを気軽に体験できる「グランピング」等の多種多様な客室をご用意しております。どの部屋にも個性があり、那須高原が一望できるお部屋や、温泉付きのお部屋などがあります。露天風呂や温泉付きの客室などもあり、非日常の体験を通して日頃の疲れを癒すこともできます。

(コテージタイプの一例)

     

(リゾートハウスおよび、その他客室の一例)

     

TOWAピュアコテージ in NASU HIGHLAND RESORT内での新型コロナウイルス感染防止対策について
宿泊者への検温、アルコール消毒液の設置、屋内共用部における定期的な換気および消毒の実施、飛沫感染予防シートの設置、レストラン会場および大浴場における入場制限、部屋食の提供など、感染防止対策を講じております。

■ 那須地区について
那須地区は栃木県北東部に位置し、3つの市町(大田原市那須塩原市那須町)によって構成されている人口21万人の市町です。産業は長年、農業を主体として発展し、那須連山に代表される北部は日本でも有数の酪農地帯であり、中央以南には那珂川水系による扇状地が広がり、古くから米麦を中心とした経営が営まれてきました。また、昭和40年代後半から工業団地や交通網の整備により先端技術型産業などの企業立地が展開され、圏域の経済活動が活発化し、住民生活の大きな支えとなっています。一方、那須・板室・塩原の温泉郷をもつ日光国立公園や八溝県立自然公園などの観光資源にも恵まれ、御用邸のあるロイヤルリゾートとして一大観光地域を形成しており、首都圏からの近傍性や交通網の整備による利便性から、関東一帯を中心とした広範囲の地域から毎年多くの観光客が訪れています。
近年は、交流人口や首都圏からの移住者が増加しています。本件の協業パートナーである藤和那須リゾートは、那須町に東京ドーム約170個分の土地、5,000区画に及ぶ別荘地、500人以上を収容できるコテージなどを那須に保有しています。

 

【株式会社デジタルシフトについて】
株式会社デジタルシフトは、日本全国の企業のデジタルシフトの実現を支援するため、グループ企業のアセットを掛け合わせるとともに、独自のサービスを開発し、企業のデジタルシフトに必要な経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)をワンストップで提供することで、日本企業および日本経済がさらなる発展を遂げるためのエンジンとなります。

■会社概要
設立年月:2020年4月1日 
資本金:1億円(2020年4月末 現在)
代表者名:代表取締役社長 鉢嶺 登
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:デジタルシフトに関わる各種支援事業
URL:https://digitalshift.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ 
株式会社デジタルシフト 担当:成田
TEL:080-4149-1773 e-mail:info@digitalshift.co.jp

■報道に関するお問い合わせ
株式会社デジタルホールディングス 広報担当:北浦
TEL:03-5745-3611  e-mail:info@mg.digital-holdings.co.jp