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デジタルマーケティングの力で、企業の変革と成長に貢献したい。自分の領域を意図的にはみ出し、新たな価値を生み出す。

2020.12.01
株式会社オプトデジタル
DX推進部
稲葉 典之 Inaba Noriyuki
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2012年オプト入社。人材業界を中心に営業職を担当。2017年9月よりチームマネージャーへ昇格。2019年4月にアカウントマネジメント部にて中長期でのマーケティング戦略提案を行うプランニング業務を担当。2020年7月より、オプトデジタルDX推進部でDeep RearchのPMとしてサービス立ち上げを担う一方で、オプトのマーケティングコンサルタントも兼務。
 

企業のデジタルシフトを加速させる目的で設立されたオプトデジタルが設立4ヵ月でリリースしたSaaSサービスに携わりながら、オプトのマーケティングマネジメント部でも支援領域拡大の業務を担っている稲葉典之。新領域に果敢に挑み続ける背景には、学生時代からデジタルマーケティングが持つ力の大きさを信じ続けてきたことがありました。新たなミッションを掲げるデジタルホールディングスで、今、稲葉が挑もうとする領域とは。

2つの組織で新たなミッションに挑戦する

― 現在、株式会社オプトデジタルと株式会社オプトを兼務されていると伺いました。まずはオプトデジタルでの業務内容について教えてください。

オプトデジタルでは、2020年8月にリリースした2つのSaaSサービス、「Deep Connect(※)」と「Deep Reach」のセールスを担当しています。「Deep Reach」に関しては、プロダクトマネージャー(PM)としても関わっています。

※Deep Connect:LINEを活用した、安全な環境下で機密情報のやり取りができる顧客対応チャットサービス。

「Deep Reach」は、LINEを活用したサービスでシステム開発の必要なく、企業がLINE通知メッセージを簡単に利用できるものです。企業側は、公益性の高い情報に限り、LINEに登録されているユーザーの電話番号情報と企業に登録されている電話番号情報をマッチングすることで、友だちとして登録されていないユーザーにも企業からメッセージを配信することができる機能です。

セールスにおける私の直近のミッションは、デジタルシフトに未着手な企業に一社でも多くこのサービスを知っていただき、ご利用いただくことでとにかく事業成長に貢献したい。現在はオプトの営業部と連携しながら提案をさせていただいています。「Deep Reach」のご提案先は、これまでのプロモーション担当者ではなくCRM担当者なので、「Deep Reach」ができたことでオプトとしてもご支援できる幅が広がったことを実感しています。

PMの立場でいうと、今回のサービスは通知メッセージの配信に伴うハードルをできるだけ省けるように開発しております。今後は、新たな配信目的の模索やフォーマットの拡充など、LINE社とも連携して、どこを改善すれば、もっとお客様にとって使いやすく、デジタルシフトが進むのかを見極めながら機能の拡充につなげていきたいですね。 


― 次に、株式会社オプトでの業務内容について教えてください。

2019年からマーケティングプランナーとして、広告以外の領域での企業のマーケティング 支援を進めています。私はもともとオプト内で、企業の事業拡大を目指し、ゼロから支援領域を開拓するような働き方をしてきました。現在もその延長として、支援領域の拡大を求められています。

 

ー 2つの組織に所属し、稲葉さんが担っていく役割を教えてください。

レガシーな業界のデジタルシフトを促す一翼を担うことだと考えています。
これまで、オプトでお客様のサービスと顧客となる消費者との接点作りをご支援してきましたが、今後は顧客体験自体をどのように改善するかまで自身の領域を拡大していく必要があります。“スマホの操作・手続きが簡単” なメルカリがこれまで不動の1位だったYahoo!オークションの利用ユーザー数を抜いた(※)ように、顧客体験は、業界順位を入れ替えるくらい事業を成長させるインパクトを秘めていると考えています。


※ジャストシステム社「Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2019年総集編」より
 

大きなビジネスインパクトを与える、可能性を秘めたサービス

―「Deep Reach」をリリースして、反響はいかがですか?

現在、金融、不動産、人材など、さまざまな業界に提案を進めています。今まで世の中になかった新しいサービスなので、導入のハードルが高いだろうという認識はありました。しかし実際提案してみると、企業の反応はすごくいいですね。顧客接点の一つをLINEにするだけで、ユーザーから見た顧客対応の満足度が格段に上がるとイメージができるようです。

また「Deep Reach」は、ビジネスインパクトの大きいサービスだと感じています。同様のサービスで、大手運送会社がLINEを活用して配送通知を出すサービスを提供しています。その会員数は4,000万人にも登っています。これによって、顧客側の利便性向上だけでなく、無駄な配達を減らし、配達員が効率よく作業できるようになるという、企業のビジネスにとっても大きなメリットが生まれているんです。「Deep Reach」の導入により、自社のシステム改修なしにこうした機能をLINE上で展開できるため、導入するだけで瞬時にビジネスインパクトを与えられるサービスなのではないかと手応えを感じていますね。
 

デジタルマーケティングは、事業貢献のレバーになる

― オプトに入社した背景について教えてください。

オプトを志望したのは、学生時代に、あるIT企業の年賀状サービスに興味を持ったことがきっかけでした。住所が分からなくても、SNS上のIDが分かれば年賀状が送れるというサービスです。当時はただ便利だなと思いながらそのサービスを利用していたのですが、実はそのサービスは広告の一環だったんですね。それを知ったとき、広告を突き詰めるとすごく便利なサービスになるんだと、強く興味を惹かれました。自分もそんな世界に携わってみたいと、デジタル寄りの広告業界を目指すことにしたんです。

 

― 入社後の仕事はいかがでしたか?

営業職として、人材業界の企業をご支援することになりました。しかしその業界には、ベテランの担当者が多く、お客様の方が知見があるという状態が珍しくありませんでした。そこで、その中で価値を発揮していくために、一般回答を出すのではなく、一般回答を否定してでも、その企業ならではの正解を導きだすことにこだわりました。この経験を経て、企業の課題解決をするための力がすごく鍛えられましたね。

とはいえ、新人時代には実は全く成果を上げることができなかったんです。些細なミスも多く、先輩やお客様になんどもアドバイスを頂き、育ててもらう毎日でした。入社3年目で新たに着任した上司に影響を受け、気持ちを新たに仕事に取り組んだ結果、大きなプロジェクトの成功につなげることができました。

 

― 全社表彰でMVPをいただいたとお聞きしました。その後、ご自身にはどんな変化がありましたか?

2019年に今所属する部署の前身となるマーケティング領域の部署で、初めてプロモーション以外の仕事につくことになりました。お客様の事業成長のために、広告に限らない手法でどのようなご支援ができるかを考え・実行することが業務で、この部署での仕事は、自分の中にあった「プロモーションに限らない支援もできるようになりたい」という願いを体現するものでした。年賀状サービスに惹かれ入社した時から「デジタルマーケティングは、事業貢献のレバーになり得る」という想いがありました。だから、プロモーションに限らず、デジタルマーケティングのあらゆる領域で知見を深め、事業貢献できる人材になりたいとずっと思っていたのです。企業の課題に合わせて、常に最適なソリューションを提案できる人間でありたい。その想いを根底に、自分の提案できる幅を広げていきました。

 

プロデューサー的な立ち位置で、企業の成長に貢献したい

― 2020年からオプトデジタルの業務にも関わることになりましたが、その背景は?

オプトデジタルの取締役である石原から声を掛けられたのがきっかけです。もともと、マーケティングの上流から下流まで、すべて提案できるスキルを身に着けたいという想いで、オプトでもコールセンターの与件づくりなどに取り組んでいました。ただ、ずっとプロモーションを担当していたので、オプトデジタルで私がPMとして携わる領域であるカスタマーサポートの分野には詳しくなかったんです。オプトデジタルへの挑戦は、自身の知見を一気に広げられるチャンスだと思いましたね。

 

― 実際に携わってみて、苦労したのはどんなところですか?

カスタマーサポートの知識が足りないことではなく、想定していなかった「仕事の進め方」の部分ですごく苦労しました。特に「意思決定の仕方と思考の深さ」の部分です。今までのデジタルマーケティングの業務ではトライアンドエラーが基本で、スピーディーに検証しブラッシュアップしていくことが求められました。しかし、新規事業においては一つのエラーは大量の時間の浪費につながります。そこで重要になるのが「思考の深さ」です。30分熟考することで限りなく正解に近い解を導ければ、1日、1週間を無駄にしなくて済む。そういう意思決定の仕方を学ぶことができました。

 

― 仕事を進める上で大切にしていることはありますか?

過去も現在も共通してあるのは、「自分が任されている領域を意図的に超える」ということです。任された領域の中だけで結果を出していると、成果は限られてきます。しかし、自分の領域を超えるからこそ、想定しなかった新たなアイデアや成果が生まれるんです。周りには嫌がられているかもしれませんが、私は敢えて自分の領域を超えていくことを意識していますね。

オプトの営業として働いていた頃も、自分の領域として任されていたダイレクト領域(※)でのプロモーションの範囲を超え、テレビCMの提案をしたことがありました。その際に工夫したのは、オプトの強みをアピールするのではなく、企業の顧客へインタビューし、その声を提案に活かしたこと。この経験から、企業が全く新しいものを導入する際には、提案の妥当性やロジカルさだけでは足りず、「人の気持ち」が重要になると学びました。サービスの機能面の良さをアピールするのではなく「このサービスを導入すると、顧客はどんな気持ちになるのか」を交えて提案することで、提案先の担当者の気持ちを動かすことができたのです。 

※ダイレクト領域:デジタル上で申し込みから購入まで完結する、販売促進領域。

 

― 最後に、今後の目標について教えてください。

プロデューサー的な立ち位置で、企業の事業成長におけるパートナーになれたらと思っています。信頼していただき、業務を任せていただくというお取引に終始せず、企業の事業成長に貢献することで、利益が生まれるようなビジネスモデルをつくっていきたいです。

デジタルホールディングスとしても、社名も変わり、新たなミッションのもと、今までにない大きな変革期を迎えています。ビジネスモデルも変わっていきます。そんな中、今後の課題になるのが、ソリューションをプロデュースする機能です。現在はソリューションを横に広げていくことに力を入れていますが、プロデュース機能があってこそ、グループの強みは生きてくるもの。私は、オプトとオプトデジタルを兼務している立場だからこそ、その役割を担えると思っています。自身の領域を超えながらソリューションを生み出し、新たな価値をつくっていきたいです。