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日本企業のDXを加速させるために小さな成功を重ね、デジタルシフトの道筋を創る。

2020.07.01
株式会社オプトデジタル
代表取締役
野呂 健太 Noro Kenta
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2011年株式会社NTTドコモに入社。経営企画部門にて事業計画立案に携わる。その後dポイントの立ち上げ、プロモーションを経験。2017年より損害保険ジャパン日本興亜株式会社(現:損害保険ジャパン株式会社)にて新規サービス創出に取り組み、「LINEによる保険金請求サービス」「SOMPO AI修理見積」においてプロジェクトリーダーとして企画を立ち上げる。その他在籍3年弱で約20のプロジェクトを世に送り出す 。2020年、株式会社オプトデジタルの設立とともに代表取締役に就任。(現任)

2020年、株式会社オプトデジタルの代表取締役に就任した野呂健太。NTTドコモでの「dポイント」起ち上げから始まり、損害保険ジャパンでの「LINEによる保険金請求サービス」「SOMPO AI修理見積サービス」など、業界の常識を変える数々の新サービスを世に打ち出してきました。「イノベーションを起こしたい」と語る、その情熱の源にあるものは何か。そして、オプトデジタルという新しいフィールドで、これから実現していく未来とは?

自分の爪痕を残したい

キャリアを築く中で、一貫して私のモチベーションの源となっているのは、「自分の生きた証を残したい。爪痕を残したい」という想いです。だからこそ、業界初の取り組みや新しいイノベーションを生み出すことに情熱を持ち、仕事に取り組んできました。

私は大手企業2社でのキャリアを経て、デジタルホールディングスに参画しました。理系大学院を卒業後、2011年に入社したのは株式会社NTTドコモです。当時、スマホの登場によって携帯電話が人にとってそれまで以上に身近なツールになっていたことから、そのコンテンツ作りに関わることで人の生活を変えられるのでは、という可能性に魅力を感じましたことが志望理由でした。

しかし、配属されたのは経営企画部門。事業計画の立案・管理が主な仕事でした。サービス企画に関わりたいという想いがあったので、当初は戸惑いましたね。しかし、数字をもとに試算し分析する能力や計画の着実な実行のためにPDCAを回すスキルは、新しいプロジェクトを進める時に必ず必要なもの。この部門でその重要な力を身に付けることができました。

入社5年目のときに、「dポイント」の起ち上げとそのプロモーションに携わることになりました。300人もの人が関わる社運を賭けたプロジェクトに、たった7人のメンバーで立ち向かう。その経験から得たのは、大企業における社内調整力でした。幹部や現場など、社内の様々な人の視点に立って考え、プロジェクトを進めることを学んだのです。

2017年には、人事交流のための取り組みの一期生として、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(現:損害保険ジャパン株式会社)へ出向。これが私にとって大きな転機となります。事故対応のデジタル化を推進する部署に配属され、全く知識のなかった保険業界で働くことになりました。新サービスの起ち上げに関わりたいという想いは一貫して持っていたので、「dポイント」起ち上げの経験を活かしつつ、保険業界の知識を身に付けて、新しいことができたらと思っていましたね。

実績も信用も無いゼロからのスタート。そんな中で私が心がけたのは「アーリースモールサクセス」でした。できるだけ早く、小さな成功を着実に積み重ねていくことで、周りからの信頼を得ることに努めたのです。

そして、半年後には「LINEによる保険金請求サービス」を企画。このサービスの起ち上げに成功したことで、社内で味方になってくれる人が一気に増えました。その後「SOMPO AI修理見積サービス」のプロジェクトリーダーに。約3年の在籍期間中に、業界初となるものも含む、約20のプロジェクトを生み出しました。

他業界にもデジタルを活用したイノベーションを

損保ジャパンという大企業で自由に仕事を任せられる環境は、とてもやりがいがありました。しかし、保険業界でのサービス創出はある程度やり切ったという感覚もあったのです。「この業界でのイノベーションの型はできた」と。今度はその型を広げ、不動産や医療、自治体といった他の業界にもイノベーションを起こしていきたいという想いが湧きました。それを実現できる環境が、デジタルホールディングスだったのです。

そして、自分がこれまでDX系のプロジェクトを推進する中で、「こんな会社があれば」と思い描いていた理想の形が、オプトデジタルです。モノづくり集団であり、LINE社のような巨大なプラットフォーマーとの繋がりもある。この強力な体制があれば、新しいサービスをどんどん生み出すことができます。オプトデジタルの代表に就任することで、イノベーションの型を様々な業界に拡げることができたらと考えました。

私は、キャリアを選択する際に、ビジョンを持つことは大事だと思っています。ただし、最初から花形の部署に行けるわけではありません。「新しいことをやりたい」と言うだけでは駄目で、それを実現するためのスキルがいるのです。そのスキルを身に付けるには、地道な努力を積み重ねていくしかありません。

私自身、これまでのキャリアで携わってきた、事業計画、プロジェクトの事務局経験(社内調整)、新サービスの起ち上げなど、全ての経験が生きて、今の自分に繋がっていると感じています。地道にやっていく中で、自分のビジョンだけは曲げずにいれば、いつか思い描いたところにたどり着けるのだと思います。

泥くさくDXに取り組む、モノづくり集団でありたい

オプトデジタルは、企業のDXを加速させる「ファストDXカンパニー」です。私は、DXとはどちらかと言うと泥くさく、地道な作業を積み重ねるものだと思っています。「DXをやろう」と机上で議論をしていても、モノを作らないことには何も始まりません。開発し、それを世に出して初めてスタート地点に立てるのです。その点オプトデジタルは、実際にシステムをつくり上げていけるモノづくり集団であり、実行力がある。そこがこの会社の強みだと考えています。

オプトデジタルが主軸を置いているのは、「アジャイル開発」と呼ばれる手法です。これは、必要最小限のものを短期間で開発して世に出し、ユーザーのフィードバックによって改良を重ねていくもの。まさに、変化のスピードが速い、今の時代にこそ求められている手法です。これまでは、企業のシステム開発に1年や2年費やすのが主流でしたが、その間に当初の状況が変わってしまうことは、もはや珍しくありません。そこで私達は、2、3ヶ月の短いスパンでの開発に取り組んでいます。できたものを即座に世に出すことで、世間の反応をいち早く受け取ることも可能です。

このアジャイル開発で生み出したシステムは、納品して終わりではありません。改良を重ねていくことが前提なので、クライアントに伴走するようなイメージで、長くお付き合いをすることになります。私は、クライアントの立場からDXのプロジェクトに関わってきた経験があるため、クライアント側のニーズや課題を理解した上で、伴走することができると考えています。
特に大企業でDXを進めていくには、部門を横断した社内調整が必要になります。また、大規模なシステムになれば、経営層にいくつもの稟議を通さなければいけません。だから、まずは担当者ベースで進められるような小さなものをつくり上げ、それをいかに成長させていくかが重要だと考えています。そこを支援できるのがオプトデジタルだと言えるでしょう。

ビジョンを軸に、進むべき道を作っていく

今後は、より多くの企業に私達のサービスを届けたいですね。そのために、受託によるシステム開発のほか、クラウドサービス「SaaS」を活用したソリューションの提供にも力を入れていきたいです。SaaSは、企業単体だけでなく、あらゆる企業がアクセスして利用できるもの。そのため、業界の課題を一挙に解決することが可能です。SaaSを使って、日本全国または世界に、我々のサービスを広めていきたいと考えています。

その結果実現するのは、商談や顧客対応、書類の手続きなど、あらゆることが場所を問わず可能になる世界です。出社しなくても、自宅でチャットシステムを通じてお客さんとやり取りができる。そうなれば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような脅威や、何らかの災害があった場合でも、社員が安全な環境から対応することが可能です。利用者にとっても、電話をする煩わしさや、時間の制約から解放されるというメリットがあります。

オプトデジタルが描いているビジョンは明確です。そこから、デジタルホールディングスグループがデジタルシフト事業を伸ばしていく上でも確固たる軸になれるとも考えています。「私が先陣を切って道筋を作っていく」という気概を持ち、デジタルホールディングスの中で存在感を示していきたいです。