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すべては「日本を良くする」ために。投資とデジタルシフトの力を信じる若きベンチャーキャピタリスト

2020.07.01
Bonds Investment Group株式会社
アソシエイト
加納 敬一 Kano Keiichi
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慶應義塾大学経済学部卒業後、2018年4月に日系大手証券会社に入社。投資銀行部門において、主に化学、電力、素材、医療機器関連の顧客に対するM&Aアドバイザリー及び資金調達業務に従事。2019年7月Bonds Investment Group株式会社に参画。

2019年、Bonds Investment Group株式会社にジョインした加納敬一。大手証券会社の投資銀行部門で得た経験をフルに活かし、テクノロジーの力で新しい時代を創るベンチャー企業の成長をサポートしています。彼が信じる投資の力、デジタルシフトの力とは?
 

「日本を良くしたい」にこだわった就職活動

もともと、投資に対する興味が強いわけではありませんでした。証券会社に入ったのは手段にすぎず、「日本を良くしたい」という一念で就職先を探していたんです。
 
そもそも「日本を良くしたい」と思い始めたのは、小泉内閣で経済財政政策担当大臣を務めた竹中平蔵さんの「世界塾」というグローバルリーダーの養成学校に入ったことがきっかけでした。竹中さんをはじめ起業家や投資家、芸術家など、日本の未来を高い視座で見つめる人々の話と、同門の熱い仲間たちの志に触れ、自らも日本という国に貢献できる人材になりたいと純粋に思うようになったんです。
 
新たな価値や市場を創出するベンチャー企業にも憧れを持ちましたが、貢献度の大きさという点で、大手証券会社の投資銀行部門への入社を決めました。大企業のM&Aやファイナンス面のアドバイザリーを通して、企業価値の向上を支援するのが主な業務でした。既に社会に大きな影響力を持つ大企業の企業価値を高めることは、そのまま日本の国力を底上げすることにも繋がります。そのレバレッジの大きさ、つまり社会に与える影響の大きさに惹かれたんです。
 
上場企業の経営陣と対話し、新たな戦略を練ることはとてもやりがいのある仕事でした。当時は若手ということもあり、お客様と直接会話できる機会は限られましたが、裏方として事業分析や財務モデルを作成することも大事なことであり、投資家としての地力もそこで身に付けることができました。

社会課題に真摯に向き合うBonds Investment Groupの投資ポリシー

そんな中で、常に気にかかっていたのがベンチャー企業の存在です。もともと、新しいことか好きで、既成概念に捕らわれることなく、日本のこれからの社会を創っていくベンチャー企業に高い関心がありました。その成長に関われるベンチャーキャピタリストという存在はキャリアの延長として常に視野にあったんです。
 
特にBonds Investment Groupは、投資によって利益を上げることを前提としながらも、投資先の事業が社会課題の解決につながっているかにこだわりをもって投資を行っています。ベンチャー企業が提供するサービスやテクノロジーがどう世の中を良くするのか、しっかりと見極めているんです。極端に言えば、確実に儲かるビジネスでも社会に対して意義がなければ投資をしない。そんな投資ポリシーが「日本を良くしたい」という自身の想いとぴたりと重なったんです。
 
採用面談を通してお会いしたBonds Investment Groupのキャピタリストたちからも投資ポリシーへのこだわりが感じられました。特に代表である野内は投資家でもあり事業家でもあります。自分たちも事業家としてどう投資先の事業を評価するか、どう一緒に成長していくかというところに重きを置いています。投資家としての“真の実力”で勝負するという覚悟があるんです。

日本を良くする近道はデジタルシフトにあり

2020年6月時点で、Bonds Investment Groupにジョインし、一年が経とうとしています。ベンチャー企業の経営者の方々と直接対話し、事業成長をサポートできていることを強く実感しています。というのもBonds Investment Groupは、ハンズオン支援を重視していて、投資先に対して積極的な経営サポートを行っています。経営会議に同席し、戦略の立案をサポートすることはもちろん、日々の悩み、例えばスキル人材の採用なども、ベンチャーキャピタルならではのネットワークを生かして支援しているんです。
 
投資先には、CMでおなじみのネット印刷大手「ラクスル」に、貸会議室やイベント施設などのシェアリングプラットフォームを運営する「スペースマーケット」、エネルギー分野で新しいサービスを生み出している「エネチェンジ」など、まさに社会を変革しようとする有名ベンチャーが多くあります。その事業に貢献できていることが素直に嬉しいですね。
 
また、新たな投資先を見つける「ソーシング」という業務も重要です。投資を決めるには、事業内容だけでなく、経営状況なども含め総合的に判断する必要があります。上場企業とベンチャー企業の財務の見方は必ずしも一致しないものの、前職で培った経験を生かせている部分です。
 
自らソーシングをする上で、特に注視しているのがオフラインデータを活用してリアル産業を効率化するベンチャー企業です。今まで見えなかったアナログデータがインターネットの力で可視化され、これから一気にあらゆる産業が効率化されていくと思います。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、多くの人が移動時間のムダに気づき余白時間が生まれました。オンラインコミュニケーションによりコミュニケーションコストも圧倒的に下がっています。これらの大きな変化から生まれる新たな消費サービスにも大きな興味があります。
 
そうしたサービスを提供するベンチャー企業にとって重要なキーワードが「デジタルシフト」です。前職の証券会社で、化学メーカーや電力会社、製鉄業など、オールドエコノミーと呼ばれる業界を担当し、業界の負を目の当たりにしてきたからこそデジタルの可能性を強く信じています。アナログで非効率な業界は、まだまだたくさんあり、大きな産業であればあるほどデジタルシフトによって社会にもたらされる変化は計り知れない。日本を良くする近道がそこにある気がするんです。

孤独な経営者に寄り添えるベンチャーキャピタリストに

ベンチャーが持つ10の可能性を100にも1000にもする。僕自身そんなベンチャーキャピタリストでありたいと思っています。多くの事例を知る経営戦略のスペシャリストとして成長し、起業家から圧倒的に信頼される人間になりたい。ベンチャーはただでさえリソースが少ないので、若手ならではの行動力を活かして僕自身も手を動かし実務的な経営支援もしていきたい。ただ、そのために必要なのは知識だけではないと思うんです。
 
冗談なども言い合える、心の支えになるような存在でもありたいなと思っています。起業家ってやっぱり孤独なんです。一緒にふざけられるような懐の広さも投資家としては大事だということを、実際に経営者と対面する立場となり強く実感しています。「投資家の目線だけでなく、事業家として経営者に寄り添う」、Bonds Investment Groupはそうした経験を積むうえで、良い環境だと感じますね。
 
もちろん、ベンチャーキャピタリストとしての実績を積んでいくことも、まだまだ経験の少ない僕には大事なこと。自分という人間をどう発信し、社内外での人脈と信頼をどう勝ち得ていくか。一歩一歩、理想のベンチャーキャピタリスト像を目指して進んでいきたいと思います。一般的に投資家という立場上、数字をどう上げていくか?という点に目が向きがちですが、それだけではなく、徹底的に社会の課題を深堀りし、顧客への提供価値を考え抜くことが何よりも重要だと考えています。自らも事業家マインドを持ち、未来を描く起業家と共に挑戦し、これからの社会を創りあげていきたいです。